20代前半、東京で暮らしていた僕は、
映画やお芝居、小説など
今思えば“芸術”と呼ばれる分野のものに
積極的且つ意図的に、
なるべく多く触れるよう 心がけていました。
理由はさておき、その中に美術鑑賞がありました。
当時、様々な美術展に行きましたが、
そこで感じたのが“天才画家ピカソ”への疑問です。
正直…
何がすごいのか、さっぱり分からかったのです^^;
「こどもが描いたような絵」
「自分にも描ける」
素人がピカソを語る際の決まり文句とされるこの言葉。
しかし、そんな作品が数百億という金額で取引されたり
まして“天才”だなんて呼ばれることは、先ずないはずです。
では、なぜピカソは偉大であるとされるのか?
それを突き止めるべく
僕は足げに美術館へ通うようになりました。
つづく
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