広島県立美術館《サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法》

2019年2月12日火曜日

アート見聞録

久々の広島県立美術館。

商業美術が芸術か否か?といった不毛な議論は置いておいて…

とはいえ、美術館がアカデミックな場である以上、展示された作品にどんな学術的視点が注がれるているのかは気になるところ。

その意味でいうと、時系列ではなくモチーフに注目した10の分類がみどころか。

キャッチーな作風は老若男女の心を鷲掴みすること間違いなし。

トリスのイラストでお馴染み柳原 良平なんかと合わせ、時代とか世界とか横断的に観ると面白そうだなぁと思ってみたり。

個人的には、青が印象深かった。

そして、何より常設展示の《菅井汲》と《マン・レイとデュシャン》がとても良かった。

菅井の展示ではポルシェの作品が効いていて、次の展示室の鑑賞に加速を付けてるくれる感じ。

さすがポルシェ!…って違うか^^;

高松市美術館から来てる、デュシャンの《トランクの箱》と《L.H.O.O.Q》が見れたのは思わぬ収穫。

東博のデュシャン展に行ってなかったら、気絶してたかもしれない…







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